「ファーストクラス」がキャビアとシャンパンの代名詞になった1950~1970年代はよく、「旅の黄金時代」と称されます。この頃のファーストクラスの座席はリクライニングではなく、エンターテイメントも限られていましたが、当時の乗客にとっては最上級の搭乗体験でした。この時代を「黄金時代」だとするなら、それから半世紀を経た今、私たちは「旅のプラチナ時代」を生きているのだという証に、シンガポール航空のスイートをぜひ体験してみてください。
2年ぶりに世界を観てまわるために「リベンジ旅行」計画に胸を躍らせている人も多い今、自分へのご褒美にとっておきのラグジュアリー体験をするのにピッタリのときです。優雅な旅行体験の新時代を体現する、シンガポール航空で最もプレミアムなキャビンクラスをぜひ、ご利用ください。

スイート体験は、搭乗前から始まっています
チャンギ空港に到着すると、まるで高級ホテルに到着したように、シンガポール航空の乗客係がお出迎えし、ポーターが荷物を降ろすのを手伝います。その後、ファーストクラス専用のチェックイン施設までご案内します。
入国審査を通過後は、ザ・プライベート・ルームとファーストクラスシルバークリスラウンジをご利用いただける、新しく生まれ変わったシルバークリスラウンジ へお連れします。その名の通り、プライバシーや特別感を重視し設計した空間で、仕切りつき座席ブース、デイルーム4室、小さなお子様のためのプレイエリアもご用意しております。お腹が空いても、大丈夫です。ロブスター入りラクサや和牛のサテ等、伝統的なシンガポール料理を特別アレンジした料理をご提供しています。
次に、SIAのフラッグシップのクリスタルバーへ向かうと、そこでは、アクアティックジンジャーの形をイメージしたラリックのクリスタル照明を背景にして洗練されたカクテルを味わうことができます。両ラウンジには、長時間の乗り継ぎの際のご利用に最適なテンピュール社製「Zero G」ベッドを備えたレストスペースもございます。
注:シルバークリスラウンジは、バンコク、香港、ロンドン、その他人気都市の空港でもご利用いただけます。世界のシルバークリスラウンジのリストはこちら こちらからご確認ください。ラウンジの設備やサービスは異なる場合があります。


デザイナーズアメニティと調度品を備えたプライベートキャビン
優先搭乗の時間になりましたら、A380のアッパーデッキにあるプライベートキャビンにご案内します。お客様専用のスイートに入ると、まず、その広さにお気づきいただけると思います。最近実施した改装により、以前より60%も広くなりました。スイートにご宿泊のお客様には、専用化粧室2ヵ所(うち1ヵ所は腰掛け式洗面台付き)をご利用いただけます。
広さだけではありません。壁も最大限に高くしてあり、よりプライバシーを確保できる仕様になりました。シートとベッドは別々に設置してあるため、自由な姿勢でお過ごしいただけます。また、機内持ち込み荷物を収納するのに十分な大きさのパーソナル・ワードローブと、座席のすぐ横には、荷物をすぐに取り出せる小さな収納スペースがあります。
手織りのカーペットや人工大理石仕上げ等、ピエールジャン・デザインスタジオが手掛けた上質なインテリアを、お好きな姿勢でゆったりとお楽しみください。
フライト中自由に過ごせる独立型シートとベッド
離陸の際は、イタリアの家具メーカーのポルトローナ・フラウ社製のラグジュアリー感たっぷりのレザーシートに身を委ねてください。それと、お気に入りの本を持ち込むのを忘れずに。スイートは、リクライニングと回転が可能なシートを備えており、上空9,100メートルにおいて完璧な読書コーナーを実現しています。また、航空会社の椅子としては初の肘掛けから操作できる回転機構を搭載しており、プライベート空間を完全にコントロールすることができます。
お気に入りの映画やテレビ番組を観たくなったら、シンガポール航空のモバイルアプリmyKrisWorldで機内エンターテインメントを選び、スイートの32インチHDモニターで思いっきり満喫してください。付属のBang & Olufsenのノイズキャンセリングヘッドホンと組み合わせれば、最高にスペシャルなプライベート上映体験ができます。大切な人とのフライトなら、タブレット端末でムード照明等の機能をコントロールし、一味違うデートの演出だって可能です。
映画を1、2本観た後は、お休みの時間です。スリーパー・スイートに滑り込み、SIAの共同ブランドパートナーであるフランスの高級ブランド、ラリックのアメニティグッズで就寝準備を整えましょう。客室乗務員が、ラリックのデザインによる布団カバーやアレルギー対応枕等、上質なコットン製寝具を使用したベッドメイキングをサポートします。
パートナーとのフライトでしたら、1A/2A、1F/2Fのスイートをぜひご利用ください。ダブルスイートにして、さらにゆったりお過ごしいただけます。ベッドを組み合わせてダブルサイズにすることも可能です。
上空9,100メートルでいただくファインダイニング
スイートでは、SIAのインターナショナル・カリナリー・パネルのシェフとの提携により、「最上級の機内食」というよりも「ファインダイニング」と言うのに相応しいお食事体験をご用意しています。
フライトルート毎に、村田吉弘氏(シンガポール – 日本便)による京懐石料理や、サンジーブ・カプール氏によるシャヒ・タリー(シンガポール – インド便)等、有名シェフによるお料理をお楽しみいただけます。

シドニー発シンガポール行きのフライトでは、シドニーの「Opera Bar」、「Barangaroo House」、「Aria」のキッチンを率いたマシュー・モラン氏による厳選メニューをお試しいただけます。まず前菜には、コールラビのピクルスと炙りサーモン、イタリア風パンチェッタ、ポルチーニ、ファッロのスープ等を。次に、香り豊かな牛肉のショートリブの煮込み、ベビーキャロット、ニラネギ、ポテトのレシュティを添えたメインディッシュをお召し上がりいただいた後、バニラアイスとラズベリーを添えた魅惑のトリプルチョコレートタルトのデザートで甘く締めくくります。
上空のファインダイニングをさらに満喫するなら、客室乗務員にお申し付けいただければ、お料理にぴったり合うワインやシャンパンをお持ちします。ウェッジウッド社製のボーンチャイナ・テーブルウェアや、このクラスおよび7時間以上のフライト限定の冷製マロソルキャビアの前菜とブリヌイの盛り合わせといった、ラグジュアリーなサービスもご利用いただけます。
記憶に残るお食事体験の後はもう一度、スイートでゆったりとお寛ぎください。目的地が近づいてきたら、スイート専用のユニークな腰掛け式化粧室で、ラリックのアメニティでリフレッシュできます。待ちに待った特別な旅の、次の章に進む準備を整えてください。
シンガポール航空のスイートに関する詳細は、こちらからご確認ください。